七飯スタジオには、いくつかのワイングラスがある。ついのものもあれば、ひとつのものもある。
ひとつのテーブル
ふたつのランチョンマット
その上に置かれるお気に入りワイングラス
真ん中に置かれる2人で選んだキャンティ
白いお皿に盛り付けられて行く料理
僕はテーブルセッティングをする君の背中を見つめる
大好きな背中
そして、抱きしめて君の髪に口づけする
君はおどけて、僕の唇を求めて激しく舌をからめてくれる。
そんな君が素敵だと感じる
大切な時間
積み重なって行く時間
真夜中の妄想
続きは夢の中で
逢えるかな…