カポBARのBGMは、カポが歌う懐かしの昭和歌謡が流れています。
歌声世代のお姉様お二人が店に来てくれて、そんなBGMに即反応してくれた。
店に置いてあるパート3の歌集をじっくりと見てくれた。
『私は、歌がとても好きなのだけど、歌の上手な姉から、あんたは音痴だ。って言われて、それから歌えなくなっているの。でも、そろそろいいかなって思えるようになったわ。』
僕は、一緒に歌いましょう。歌集から選んで見て下さい。と伝えた。お姉様は、歌集を見ながら色々と考えて…
『この歌集には無いのだけど。私、北帰行が大好きなの』
僕は、わかりました、大丈夫ですよ。と伝えて北帰行の入った楽譜を取り出して演奏を始めた。
お姉様の目から、みるみる涙が溢れていた。
色々な思い出が蘇って来ているのだろうな。と、わかった。
歌い終わったら『obento』も二つリクエストしてくれた。出来上がりまで30分は、かかるのでその旨を伝えると大丈夫との事だった。
出来上がるまでの時間、お姉様お二人は、歌集を眺め、BGMを聴きながらゆっくりと過ごしてくれた。
北帰行をリクエストしてくれたお姉様のひとりは旅行で来ているようだった。帰りに歌集も買って行ってくれた。
『函館に来る楽しみが出来たわ』と、最高の笑顔をくれて帰って行った。
リクエストは『北帰行』と『obento』今日までのカポの活動がダイレクトに伝えられる、この場所を与えてくれているカモメ師匠に今日も感謝。
いざ23日 カポラシッククリスマスコンサートへ!!